「ポーカーで全然勝てない…なぜ?」
「ポーカーにコツや必勝法はないの?」
「テキサスホールデムで継続して勝てる方法はないのか?」
このようにお考えではないでしょうか?
実はポーカーには、勝ち続けている方が上手く活用しているコツや必勝法は存在し、下記のようなものが挙げられます。
- フォールドのタイミングを見極める
- コールのしすぎに注意
また、本記事では、上記の内容を詳しく解説するとともに、
- ポーカーの上手い人の特徴
- テキサスホールデムの基本ルールの紹介
など、ポーカーのコツや必勝法だけでなく、ポーカーについて網羅的に解説していきます。
記事の後半では、実際にテキサスホールデムを遊べるサービスの紹介や、実際にポーカーで稼いでるTOPプロについても記載しています。
この記事を読んで、必勝法やコツを実践することで、副業としてポーカーで稼ぐこともできます。
ぜひ最後までご覧ください。
ポーカーのコツと必勝法はコレ!!!/テキサスホールデム用
ポーカーは一説には1820年代からあるゲームであり、今日にいたるまで数多くの研究がされてきました。
安定して勝つためには、それらの研究から編み出されたセオリーなども上手く活用する必要があります。
それらセオリーの中でも、駆け引きが重要なテキサスホールデムにおいて、初心者の方でもすぐに使えるコツや必勝法は全部で5つあります。
- ハンドが強いときを中心に参加。迷ったらフォールドを
- コールのしすぎに注意
- 長期戦を覚悟してブレなく、根気強いプレイが鍵
- 各プレイヤーのプレイスタイル・テルを把握する
- 適度なブラフを差し込む
本章では、上記のコツについて詳しく解説していきます。
コツその1:ハンドが強いときを中心に参加。迷ったらフォールドを
ポーカーの上手い方が実際にゲームに参加して勝負をするのは、約10~30%程度と言われています。
逆に言えば70~90%の確率でフォールドをして、ハンドを捨てているのです。
思ったより少なく感じるのではないでしょうか?
ではどんな時に勝負するのか、それは「ハンドが強い時」です。
参加するハンドを強い状態に絞り込むことができれば、相対的に有利な状況でプレイすることができ、勝つ回数が増えます。
自身のハンドが強いかわからない場合は、ポジション別にハンドの強さがまとめられている、ハンドレンジ表を上手く活用しましょう。
参考:アウツとオッズの計算は必須
少し難しくなりますが、【アウツとオッズ】を計算することは、より勝率を上げるために必須のものになっています。
「アウツ」は強い役を完成するために必要な「カード数」を意味しており、「オッズ」はチップをいくら出していくら帰ってくるかの「期待値の見込み」を意味しています。
例えば、ハンドとフロップ(オープンされているコミュニティカード)を組み合わせることで、ハートのフラッシュまであと1枚という状況だった場合。
ハンドとフロップでハートは既に4枚あるため、ハートの全カード13枚から4枚引いて、残りの9枚がアウツとなります。
コツその2:コールのしすぎに注意
ポーカーの上達本にも必ず記載されているのが「適切なコール」になります。
ポーカーを始めたての頃は、役を揃えるためにカードをめくりたくなってしまい、コールが多くなりがちです。
また、コールを多用することで、相手はブラフを使う必要がなくなってしまいます。
そうすると相手の癖などを見極めることができなくなってしまうため、より行き当たりばったりの戦いになってしまいます。
前項で述べたようにハンドの強さを考え、コールのタイミングを見極めていきましょう。
コツその3:長期戦を覚悟してブレなく、根気強いプレイが鍵
改めて、ポーカーの上手い方がプリフロップの時点で降りずにゲームに参加するのは約10~30%程度です。
これは参加した時に全て勝ったとしても、10回やって勝てるのは1~3回ということになります。
この勝率を踏まえると、勝ちを積み重ねるためには数多くのゲームを行うことが重要となります。
また、ゲームを多く行い、駆け引きを多く行うことで相手プレイヤーの癖なども観察、把握することができます。
コツその4:各プレイヤーのプレイスタイル・テルを把握する
ポーカーは家庭でもオンラインポーカーであっても対人戦となります。
そのため、相手を知ることは勝率UPに直結することとなります。
プレイスタイルは主に「堅実」か「大胆」かの軸と、「受け身」か「積極的」かの軸で表現することができます。
「テル」とは身体的な動作を始めとして、コールするまでの時間など、プレイヤーの癖のことをいいます。
これらを読み取り、理解することで、より自身の勝率を高めることができます。
コツその5:適度なブラフを差し込む
ブラフ(嘘)はポーカーにおいて、最も重要なスキルと言われています。
例えば、フロップで「5」と「7」と「8」がある場合、初手でレイズを行うことで、相手には手札に「4」(もしくは「9」)と「6」があり、ストレートができていると思わせることができます。
これがブラフとなります。
もしブラフによって相手プレイヤーを欺くことができれば、例え自身のハンドが弱かったとしても勝つことができるためです。
そして、恐らくほぼすべてのプレイヤーはブラフを使ってくるはずです。
ポーカーのコツと必勝法を実践する場所はここ!おすすめのオンラインポーカー
コツと必勝法を学んだら、あとは実践あるのみです。
ここではテキサスホールデムポーカーを遊べる場所をオンライン・オフラインそれぞれで紹介します。
【オンラインで】テキサスホールデムポーカーをする!
テキサスホールデムポーカーは最も人気のあるポーカーと言えます。
そのため、オンライン対戦も様々な形で遊ぶことができます。
一方で、オンライン対戦は相手が見つからないと遊べないことも…
ここでは人気があって、すぐに対戦ができるサービスを紹介します。
オンラインその1:WPT Global
引用:WPT Global
サービス名 | WPT Global |
---|---|
特徴 | WPT公式の安心のサービス |
最低レート | 0.02ドル~ |
入金不要サービス | 有(最高1,200ドル) |
ポーカー以外のゲームの有無 | 有 |
スマホ対応 | ◯ |
最初に紹介するのは、「WPT Global」です。
こちらのサービスはPCでもスマホでも遊ぶことができ、どこにいてもポーカーができることが特徴です。
さらに、世界3大ポーカー大会であるWPT公式のサービスのため、非常に安心できるサービスとなっています。
オンラインその2:PokerStars
引用:PokerStars
サービス名 | PokerStars |
---|---|
特徴 | 業界最大手・プレイヤーが多い |
最低レート | 0.01ドル~ |
入金不要サービス | 有(最高600ドル) |
ポーカー以外のゲームの有無 | 有 |
スマホ対応 | △(使いづらい) |
次に紹介する「PokerStars」は業界最大手のサービスとなります。
そのためプレイ人数が多く、24時間いつでも、他のプレイヤーとゲームすることが可能です。
ただし、一方で最大手であるためにレベルの高いプレイヤーが多いことも特徴となっており、プレイする際は低レートから始めることをおすすめします。
オンラインその3:KKPoker
引用:KKPoker
サービス名 | KKPoker |
---|---|
特徴 | 比較的新しいサービス・日本人プレイヤーが多い |
最低レート | 0.01ドル~ |
入金不要サービス | 有(最高1,000ドル) |
ポーカー以外のゲームの有無 | 不可 |
スマホ対応 | ◎ |
オンラインサービスで最後に紹介するのが「KKPoker」となります。
4年前の2019年に開始したサービスで、他のサービスよりも比較的新しいものになっています。
そのため、初心者の人数も多く、勝ちやすい人気のサービスとなっております。
【オフラインで】テキサスホールデムポーカーをする!
オンラインのサービスを最初に紹介しましたが、「最初はポーカーに慣れてみたい」という方や「通信量が気になる」という方もいると思います。
そのため、ここではオフラインでもテキサスホールデムができるサービスを紹介します。
ちなみにオフラインのため、対戦相手は全てAIとなります。
オフラインその1:Texas Hold’em
サービス名 | Texas Hold’em |
---|---|
特徴 | 助言・アドバイス機能あり |
最低レート | 0円 |
iOS/Android対応 | iOS対応 |
この「Texas Hold’m」はオフラインでもCPUと対戦することができるので、一人でポーカーをプレイすることが可能です。
また、助言・アドバイス機能があるため、ポーカーに慣れたい方にはうってつけのアプリとなっています。
オフラインその2:Governor of Poker 2
サービス名 | Governor of Poker 2 |
---|---|
特徴 | 詳しいチュートリアルがある |
最低レート | 0円 |
iOS/Android対応 | iOS対応 Andoroid対応 |
西部劇の雰囲気の中で、テキサスホールデムを遊べるオフラインのアプリ。
自分のペースでCPUと対戦できるだけでなく、詳しいチュートリアルが用意されているだけでなく、ポーカーのルールを学んだりするのにはもってこいのアプリとなっています。
また、町から町へ旅しながらポーカーを遊ぶストーリーモードもあります。
オフラインその3:Poker World
サービス名 | Poker World |
---|---|
特徴 | マルチプレイヤーモード有り |
最低レート | 0円 |
iOS/Android対応 | Andoroid対応 |
最後に紹介するのは「Poker World」です。
こちらは完全なCPU対戦のサービスとなっており、勝ち続けることで世界中のカジノを旅するというストーリーのもと、テキサスホールデムを楽しむことができます。
また、オンラインになりますが、最大4人で同時に遊べるマルチプレイヤーモードもあります。
テキサスホールデムポーカーの上手い人の特徴とは?
テキサスホールデムのコツや必勝法を紹介してきましたが、さらに上手い人の特徴を紹介します。
いつもこのプレイヤーにはなぜか勝てない…、そんなプレイヤーは下記の特徴があるといえます。
- オンラインポーカーで練習している
- ポーカーを運ゲームとは思っていない
具体的に解説していきます。
特徴その1:オンラインポーカーで練習している
ポーカーで勝つためには、前述した「アウツやオッズ」の理解や、様々なプレイヤーとの勝負の経験値が必要となります。
上手い人はそういった知識や経験を、オンラインポーカーでこなし、習得しています。
また、オンラインポーカーであれば、日本だけでなく、海外の強豪プレイヤーとも戦うこともできます。
特徴その2:ポーカーを運ゲームとは思っていない
ポーカーは運に左右されるゲームということに間違いはありません。
ただ、多くのゲームをこなす中では、運の要素以外の部分が重要となります。
プロポーカーという職業があることもその証拠だといえます。
そもそもテキサスホールデムポーカーとは?
これまで解説してきたテキサスホールデムですが、ルールをまだ知らないという方もいると思います。
世界中で最も人気なテキサスホールデムについて、下記の流れで説明していきます。
- 一般的なポーカーとの違いについて
- 基本ルール
- ゲームの流れ・進め方
- 道具の説明
- 役一覧
その1:一般的なポーカーとの違いについて
普段馴染みのある一般的なポーカーは自分に配られた5枚の手札を交換して行うゲームだと思います。
しかし、テキサスホールデムの特徴的な部分は、参加者全員が自分のカードとして使える「コミュニティカード」がテーブルにあることです。
5枚のオープンされている「コミュニティカード」と、ディーラーから配布された自分の手札となる2枚の「ホールカード」の計7枚のカードが使用されるカードになります。
そのうちの5枚を使って勝負するという点が、テキサスホールデムの特徴になります。
例えば、自分の手札が「ハートの2」と「クローバーの3」となっており、コミュニティカードが「ハートの4」、「ハートの6」、「ハートの8」、「ハートのJ」、「スペードの5」だった場合を考えてみます。
自分の手札2枚とコミュニティカード3枚を用いて、「2」から「6」のストレートを作ることも、自分の手札1枚とコミュニティカード4枚を用いて、「ハート」のフラッシュを作ることもできます。
その2:基本ルール
基本的なルールや使用する道具などは一般的なポーカーと大きくは変わりません。
計7枚を組み合わせて、5枚で手役を作り、役の強いプレイヤーが勝ちとなります。
手役を作るときはオープンされているコミュニティカードだけでも構いません。
例えば、最後のターン(5枚目のオープン)でコミュニティカードの5枚でフルハウスができており、他のプレイヤーの役が全てフルハウスより弱い役だった場合は、全プレイヤーがフルハウスを選択することができるため、引き分けとなります。
その3:ゲームの流れ・進め方
それでは、テキサスホールデムのゲームの流れや進め方を説明していきます。
ゲームの流れは大きく下記の4つのラウンドに分かれています。
- プリフロップ
- フロップ
- ターン
- リバー
プリフロップ
プリフロップのラウンドではコミュニティカードが公開されておらず、プレイヤーが持つ2枚のみでアクションをすることができます。
具体的にはまず、カードを伏せた状態で、参加者全員にカードが2枚づつ配布されます(ホールカード)。
プレイヤーはそのハンドを見て、チップを賭けるか、フォールドするか選択してください。
この際、全プレイヤーの中で初めてチップを場に賭けることをベットといいます。
また、誰かがベットをした後に、他プレイヤーと同額のチップを賭けることをコールといいます。
さらにチップを上乗せする賭け方のことをレイズと呼びます。
フロップ
順番に全員がアクションを決定していき、全員の賭け金がコールによって揃ったら、次はフロップのラウンドです。
ディーラーの前にカードが3枚、オープンされた状態で置かれます(これがコミュニティカード)。
そして、その場に出された3枚と、自分の持っている2枚のカードを合わせ、先程と同様に賭けるか降りるか判断します。
ターン
再度全員の賭け金が揃ったら、3番目はターンというラウンドとなります。
ディーラーが目の前にオープンされたカードをさらに1枚配ります(コミュニティカード4枚目)。
場に配られている4枚のカードと、自分の持っている2枚のカードを使って、これまでと同じく勝負するか(ベット、コール、レイズ、フォールド)どうかなどを選択します。
リバー
全員の選択が終わると、最後のリバーのラウンドに突入します。
ディーラーがカードを最後に1枚開きます(コミュニティカード5枚目)。
この場に配られた5枚のカードと自分が持っている2枚のカードで、最後の賭けを行います。
前回までと同じように賭け、もしくは降ります。
最終的に降りずに残ったプレイヤーでコミュニティカード5枚と、ホールカード2枚の合計7枚のうち、5枚でポーカーの役を作り、誰が強いかで勝敗が決定します。
勝ったプレイヤーは、今までの賭けで貯まったチップを獲得します。
その4:道具の説明
テキサスホールデムで使用する道具は、主にトランプ、カットカード、チップ、カードプロテクター、ディーラーボタンになります。
カットカードはディーラーがトランプの一番下のカードを隠すために使用します。
その5:役一覧を紹介
テキサスホールデムの手役は下記の通りとなっています。
上から強い順になっており、全部で10種類あります。
- ロイヤルストレートフラッシュ
- ストレートフラッシュ
- フォーカード
- フルハウス
- フラッシュ
- ストレート
- スリーカード
- ツーペア
- ワンペア
- ハイカード
一つ一つの役について説明していきます。
役その1:ロイヤルストレートフラッシュ
「10・J・Q・K・A」でなおかつ全てのカードが同じマークで揃えている状態。
ポーカーにおいて最も強い役となっています。
発生確率は0.00015%となっており、ロト6の1等当選確率ぐらいの割合となっています。
役その2:ストレートフラッシュ
後述するストレートとフラッシュが同時に完成した役となっており、同じマークの5枚のカードの数字が階段方式で順番になっている状態のものになります。
ストレートフラッシュ同士の戦いの場合、含まれている数字が大きくなるほど強い役になります。
発生確率は0.00139%となっており、これはプロ野球選手と結婚する確率に近しいです。
役その3:フォーカード
英語ではフォー・オブ・ア・カインド(FOUR OF A KIND )と呼びます。
4枚の同じ数字のカードが揃った手役です。
発生確率は0.024%となっており、裁判員制度で裁判員として選出される確率に等しいです。
役その4:フルハウス
後述するスリーカードとワンペアの組み合わせで作る手役となっており、同じ数字の3枚のカードと別の同数字の2枚のカードの組み合わせとなっています。
3枚組の数字が大きいほど強くなります。
発生確率は0.14%となっており、これは2人でじゃんけんをして10回連続勝ち続ける確率とほぼ同一です。
役その5:フラッシュ
同じマーク、例えば全てハートのカードで5枚揃えるという手役です。
数字の順番等は問いません。
発生確率は0.2%となっており、くじ500本中の当たり1本を引き当てる確率と同じ割合です。
役その6:ストレート
連続した5枚の数字で作る手役です。
ただし、J→Q→K→A→2といったようなAのあとに数字がくる形は不可となっており、相手プレイヤーもストレートとなった場合は、大きな数字(Aが最も大きい)を含むほうが強くなります。
発生確率は発生確率は0.39%となっており、先程のフラッシュの確率と同様に考えると、くじ250本中の当たり1本を引き当てる確率と同じ割合です。
役その7:スリーカード
同じ数字が3枚ある手役です。
これまで同様に相手プレイヤーもスリーカードだった際は、大きな数字を含むほうが勝ちます。
発生確率は2.1%となっており、約100回のゲームで2回出現する割合です。
役その8:ツーペア
同じ数字が2枚ある手役です。
発生確率は4.75%となっており、ガリガリ君の当たる割合に近しいです。
役その9:ワンペア
ワンペアは同じ数字の2枚組1つのペアの役となっており、例えば「スペードの8」と「ダイヤの8」といった組み合わせになります。
数字が大きくなるほど強くなりますが、発生確率は42.25%となっており、比較的出やすい組み合わせです。
役その10:ハイカード
ペアも何もなく手役が全くない状態です。
ハイカード同士の場合は、より大きい数字のハイカードを持った方が勝つルールとなっており、例えば「ダイヤの9」と「スペードのQ」では「Q」が勝ちとなります。
発生確率は約50%と2回に1回はハイカードとなります。
ポーカーでよく使われるその他の専門用語
テキサスホールデムポーカーをプレイする方が大抵思うのが、専門用語が多いということ。
これらはタイミングによって、呼び方が変わったりするものもあり、さらに複雑に思ってしまう方もいるのではないでしょうか?
ここでは必ず覚えておきたい専門用語を簡単に紹介します。
- ディーラーボタン
- オールイン
- チェック
- コール
- レイズ
ディーラーボタン
必要な道具として紹介したディーラーボタンは、現在どのプレイヤーがディーラーかを示すものになります。
オールイン
オールインと呼ばれる賭け方は自身の持つチップを全て賭けることをいいます。
海外のトッププロの大会ではよく「ALL IN」という声が飛び交っています。
最もハンドが強いと主張できるアクションになります。
チェック
チェックは賭けを行わず、次のプレイヤーにアクションを譲るということです。
ベットをしている対戦相手が全くいない場合には、プレイヤーの選択肢の一つとしてチェックすることができます。
コール
コールは直前のプレイヤーが行った賭け方と同額のチップを出して、賭けることを意味します。
例えば、前のプレイヤーが10ドルでベットした場合、コールを行うことで自身も10ドルをかけるということになります。
レイズ
レイズは一般的に直前のベット額に対して、額を2倍に上乗せして賭けることになります。
例えば、直前のベット額が30ドルの状況でレイズした場合は、自身が60ドル賭けることになり、自身の手札が強いことを表現することもできます。
ポーカーの種類
テキサスホールデムについて、これまで紹介してきましたが、ポーカーには他にも多くの種類のゲームがあります。
ここではその中から代表的なものを紹介します。
まず大きくポーカーの種類を分けると全部で4つの種類のポーカーに分類分けされます。
- フロップ(ホールデム)ポーカー
- クローズド(ドロー)ポーカー
- スタッド(オープン)ポーカー
- その他のポーカー
それぞれのポーカーについて、解説していきます。
種類その1:フロップ(ホールデム)ポーカー
フロップポーカーは、ホールデムポーカーともいわれるポーカーの種類です。
先に説明した、プレイヤー全員の共通カードとして、場に出ている「コミュニティカード」を用いることが特徴です。
全プレイヤーが同じカードを用いて役作りを行うため、駆け引きがより面白くなるのが、フロップポーカーの特徴です。
フロップポーカーに分類されるゲームは以下の通りです。
- テキサスホールデムポーカー
- オマハホールデムポーカー
- クールシュベルポーカー
- カジノホールデムポーカー
- レットイットライド
その1:テキサスホールデムポーカー
1つ目はこれまで解説してきた、テキサスホールデムになります。
アメリカのカジノでは最も一般的なポーカーとなっており、テキサスポーカーと俗称されることもあります。
その2:オマハホールデムポーカー
オマハホールデムはテキサスホールデムのバリエーションの一つで、テキサスホールデムと基本的なルールは同じです。
ただ、テキサスホールデムとの違いは配られるホールカードがテキサスホールデムは2枚なのに対して、オマハホールデムは4枚というところです。
また、オマハホールデムでは、役を成立させる5枚のカードの内の2枚をホールカードから、3枚をコミュニティカードから選択しなければならないというルールがあります。
その3:クールシュベルポーカー
クールシュベルはオマハホールデムに似ているポーカーとなります。
異なる点は、ホールカードの1枚がオープンの状態で配られるという点です。
その4:カジノホールデムポーカー
ここまで紹介したポーカーはプレイヤーと勝負しますが、カジノホールデムはディーラー相手に1対1でプレイするという違いがあります。
ディーラーの手札が4未満のペアであった場合は、勝負は不成立となります。
この場合、最初にかけたチップ額と同等の額が返金されます。
その5:レットイットライド
レットイットライドはポーカーをアレンジしたゲームの一種となります。
参加プレイヤーにそれぞれ3枚の札が配られたあと、4、5枚目のカードをコミュニティカードとして用い、手役に応じた配当が得るというゲームです。
これまではプレイヤーやディーラーと対決するゲームでしたが、これは自分に役が出来るかどうかに賭けるゲームとなります。
気軽に遊ぶのに適したゲームとなっています。
種類その2:クローズド(ドロー)ポーカー
クローズドポーカーは、最も古い形といわれるポーカーの種類で、コミュニテイカードといったものがなく、カードは全て隠してプレイする形のポーカーです。
恐らく、家庭や学校等で友人達としたポーカーはこの形が多いのではないでしょうか。
また手札が隠されている以外の特徴として、配られた手持ちのカードで勝負する、ベットタイムとアクションは2回づつ行う点が挙げられます。
クローズドポーカーに分類されるゲームは以下の通りです。
- 5ドローポーカー
- オアシスポーカー
その1:5ドローポーカー
日本で最も一般的なポーカーといえば、この5ドローポーカーとなります。
デッキと手札のカード交換をはさみながら、配られた5枚の手札をより強い役にしたプレイヤーが勝利します。
ちなみに、5ドローポーカーが日本で有名になったのは、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のカジノに登場したことが大きな理由と言われています。
その2:オアシスポーカー
オアシスポーカーはクローズドポーカーの基本的なルールをそのまま用います。
他のゲームと異なるのは、プレイヤーとディーラーの戦いであるということです。
種類その3:スタッド(オープン)ポーカー
プレイヤーの手札カードのうち数枚をオープンにする形式のポーカーとなります。
ラウンドごとに配られるカードがオープンであるため、これまで紹介したポーカーよりも、配られるカードの運要素が強いと言えます。
スタッドポーカーに分類されるゲームは以下の通りです。
- カリビアンスタッドポーカー
- 7カードスタッドポーカー
- シンガポールスタッドポーカー
その1:カリビアンスタッドポーカー
カリビアンスタッドポーカーはカリブ海の島々が発祥のポーカーでこれもまた人気の高いポーカーです。
先程紹介した、日本で有名な5ドローカードが基本となっておりますが、プログレッシブジャックポットという賭け方があることが大きな特徴です。
その2:7カードスタッドポーカー
7枚のカードの中から5枚を選んで役を作るポーカーです。
カードが7枚あるため、これまで紹介したどのポーカーよりも強い役を作りやすいのが特徴です。
ただし、その分他プレイヤーも強い役を作りやすいため、駆け引きが重要なポーカーであると言えます。
その3:シンガポールスタッドポーカー
基本ルールはカリビアンスタッドポーカーと似ています。
異なる点はチップを置くのではなく、ディーラーに賭金を前払いするという点です。
また、プレイヤーでなく、ディーラーに賭けるということができることも特徴です。
種類その4:その他のポーカー
以上の3つのポーカーが代表的な種類になりますが、中にはいずれにも属さない種類のゲームも存在します。
例えば、ティーンパティやパイゴウ、スリーカードポーカーと呼ばれるものです。
ティーンパティなどはインドではメジャーなポーカーとなっており、3枚でポーカーを行うゲームとなっています。
ポーカーで稼ぐTOPプロ達の賞金額とは?
最後に、これまで紹介してきたポーカーを生業としているプロポーカープレイヤー達を紹介します。
実は世界だけでなく、日本にもプロポーカープレイヤーはいます。
世界と日本のそれぞれのTOPプロを賞金額と合わせて、紹介します。
世界ポーカープレイヤーランキングTOP3
世界では日本よりもポーカーが普及しており、数多くのプロポーカープレイヤーがいます。
そして、驚くべきことに、TOPプロ達はポーカーで数億円以上を稼いでいます。
そのTOPプロ達の中でも賞金額のTOP3を紹介します。
- Bryn Kenney(ブライン・ケニー)
- Justin Bonomo(ジャスティン・ボノモ)
- Daniel Negreanu(ダニエル・ネグラヌ)
1位:Bryn Kenney(ブライン・ケニー)
世界ポーカーランキング1位のプレイヤーはブライン・ケニーです。
世界最強のプロポーカープレイヤーと言われており、これまでに彼が獲得した賞金総額は約79億円となっています。
2位:Justin Bonomo(ジャスティン・ボノモ)
世界2位のプレイヤーはジャスティン・ボノモです。
彼はポーカーを始める前は、日本でも有名なカードゲームの「マジック ザ・ギャザリング」のプレイヤーとして活躍をしていました。
その彼が16歳からポーカーを初め、約20年かけて世界2位まで登り詰めました。
3位:Daniel Negreanu(ダニエル・ネグラヌ)
1位、2位と少し獲得賞金額が離れますが、3位のプレイヤーがダニエル・ネグラヌです。
彼は4歳の頃に「金持ちになる」という宣言をしたことでも有名です。
そしてその言葉の通り、16歳からスポーツ賭博やトランプで腕を磨き、途中で無一文になった時期もありましたが、諦めずに挑戦し続け、トッププレイヤーとなった人物です。
日本ポーカープレイヤーランキングTOP3
ここまで世界のTOPプロを紹介してきましたが、日本にもTOPプロがいます。
日本のTOPプロになることで世界大会に出場して賞金を獲得したり、企業と契約することもできます。
そこで日本にもいるTOPプロ3を紹介します。
- 當眞 嗣成(とうま つぐなり)
- 四鹿 和彦(よつしか かずひこ)
- 小倉 孝(おぐら たかし)
1位:當眞 嗣成(とうま つぐなり)
日本の1位のプロポーカープレイヤーは當眞 嗣成さんです。
彼はプロポーカープレイヤーとして活躍する一方、実業家としての顔も持っています。
実業家としては、株式会社トウマトータルビジネスを設立しており、経営コンサルティングを行う会社の代表取締役でもあります。
また、日本企業3社ともプロ契約を結び、世界でもトップ3に入ると言われているプロチームであるNatural8とも契約しています。
2位:四鹿 和彦(よつしか かずひこ)
次に紹介するのは四鹿 和彦さんです。
実は彼も熊本県で不動産賃貸や駐車場運営を事業とする不動産会社を経営している社長さんとなります。
2019年のトーナメントにおいて、獲得賞金を伸ばし、日本人ランキング2位に一気に躍り出ました。
3位:小倉 孝(おぐら たかし)
最後に紹介するのは小倉 孝さんです。
日本プロ麻雀協会にも所属する麻雀プロでもあります。
高校生の頃から始めた麻雀は、大学在学中に日本プロ麻雀協会の門を叩き、麻雀プロの道へ進んでいます。
麻雀ではプロ1年目にして「雀竜位」を獲得するだけでなく、2008年には協会最高タイトルである「雀王」を獲得し、日本プロ雀士最強を証明しています。
ポーカーのコツまとめ
いかがでしたでしょうか。
日本のプロの1~3位の方々は全員が二足のわらじを履いており、このことからあなたも副業としてポーカーで稼げると言えるのではないでしょうか?
また、オンラインでもオフラインでもテキサスホールデムを楽しめる場所は数多くあります。
本記事で紹介したコツや必勝法を用いて、よりポーカーを楽しんでもらえれば幸いです。